JALとANAが燃油サーチャージ値上げ、北米・欧州・豪州は1.5倍に ー2018年2月発券以降

日本航空(JAL)と全日空(ANA)は2018年2月から3月31日までの国際航空券に適用する燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)を改定した。

金額はエリアによって異なり、北米・欧州・中東・オセアニアは現行の7000円から1万5000円に増加。中国・台湾・香港は1500円から2500円へ、タイ・シンガポール・マレーシアは3000円から4500円に変更する。

燃油サーチャージの改定は、2017年10月から11月までのシンガポールケロシン市況の2か月平均額と、市況価格の円換算額に基づくもの。該当期間のシンガポールケロシン市況価格は1バレル当たり71.22ドル、為替レートは1ドル112.94円で、市況価格の円換算額は8044円。それにより、条件表で8000円基準(ZoneC)を適用することになった。改定後の金額は以下のとおり。

JALよびANA発表の運賃額は以下のとおり。

JAL:報道資料よりANA:報道資料より

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