花王はこのほど、日本に住む外国人の入浴に関する意識調査を実施した。それによると、来日前には51.9%を占めていた「シャワー派」が、来日後は18.5%に縮小。代わって81.5%が「湯船派(湯船のみ浸かる、シャワーも浴びて湯船にも浸かる、の合計)」となっていることが分かった。
来日前後の入浴スタイルの比較は以下のとおり。
また、入浴頻度や時間にも変化がみられる。来日後に湯船に浸かるのが好きになったかどうか尋ねたところ、「そう思う」が27.3%、「ややそう思う」が59.1%で、合計すると約9割が好きになったと回答。また、来日後は湯船に浸かる時間が長くなった(そう思う、ややそう思う、の合計)人も65.9%に至った。
なお、日本人に関してみると、1日あたりの湯船入浴時間は減少傾向にある。同社の調査では、2005年は平均11.5分だったが、2017年は9.7分に減少。約16%短くなったという。
今回の調査は、日本在住の外国人(英語圏を中心とする9か国の男女)54名に聞いたもの。調査期間は2017年8月30日から9月15日まで。