大阪観光局は2017年の来阪外客数を発表した。それによると、大阪を訪れた訪日外国人数は前年比18%増の1111万4000人となり、初めて年間1000万人を突破した。市場別では、トップは中国で同8%増の402万4000人。以下、韓国の241万人(同53%増)、台湾の140万人(同12%増、香港の74万1000人(同18%増)となり、東アジアだけで全体の約73%を占める結果となった。
また、関西空港第1ターミナルビルで出発前の外国人旅行者に対して実施した調査では、全体の70%が大阪を初めて訪問。大阪での宿泊日数は平均で3.8日、最も長かったのが中国で5.0日という結果になった。宿泊施設については、全体の53%がホテルに宿泊した一方、民泊も全体の20%にのぼった。民泊の利用が最も多かった市場は中国、次いで台湾という順になった。