羽田空港に自動運転バスを導入、ANAとソフトバンクが実証実験、新整備地区の公道2.3キロで

全日空(ANA)とソフトバンクグループで自動運転システムを開発するSBドライブは、羽田空港の新整備場地区で、空港における自動運転バスの導入に向けた実証実験を行なう。これを皮切りに両社は、2020年以降の実用化を目指す。

今回の実証実験では、作業困難時に運転者が介入する自動運転「レベル3」と、無人運転で遠隔操作からの制御がある「レベル4」の自動走行を実施。2018年2月1日~28日まで、羽田空港新整備場地区の公道約2.3キロで行なう。

実験車両は、自動運転技術の研究・開発を行なう先進モビリティが改造した市販の小型バスを使用し、遠隔運行管理システムはSBドライブが開発中の「Dispatcher」を使用。車両走行制御技術や遠隔運行管理システムの検証を行なう。

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