地域コミュニティ活動を観光する新都市体験、第1弾は「無料スーパー」の現場見学、東京を大人の社会科見学フィールドに

スタートアップ企業のフィールドトリップ東京は、東京の市民活動やNPO、コミュニティビジネスなどによる地域貢献活動を観光資源とする、新しい都市観光体験事業「東京C観光」を開始する。

約1400万人が暮らす東京で活動するコミュニティを地域固有の魅力ととらえ、これらの活動の現場を見に行くというもの。東京都の町を丸ごと、大人の社会科見学のフィールドと見立てる。第1弾として、多摩市のNPO「シェア・マインド」がフードバンク事業の一環として始めた、日本初の「無料スーパー」を訪ねるプランをテスト開催する。

無料スーパーとは、月に1度、企業や家庭から寄付された食品を陳列し、必要な人に無償で提供する試み。今回は、「食品ロス削減!アクションの現場見学」と題して実施。プラン中では、無償スーパーの運営見学と利用体験のほか、シェア・マインドの事業活動報告、参加者同士の気づきの共有、ロス食品を活用したバーベキュー懇親会を行なう。参加料金は、バーベキュー代金と保険料込みで1人3800円。

なお、フィールドトリップ東京は、旅行業法における旅行サービス手配業ではない。今回のプランはガイド付き現場見学会の形式で、現地集合・現地解散となっている。

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