ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」で新発見、ドローン調査で新たな50点以上の地上絵を確認

ペルー政府観光庁によると、ペルーのリマ南部、イカ地方の世界遺産「ナスカの地上絵」近くで、新たに50点以上の地上絵が発見された。ナショナル・ジョグラフィック誌が、地元考古学者が米国専門家の協力を得てドローンを使って発見したことを報じている。

新たな地上絵は、ナスカの地上絵修復作業中にたまたま発見。山腹の斜面に描かれており、従来の幾何学模様と異なり人間の形をしているという。多くは戦士の絵とされており、肉眼では見えないほど細い線で描かれた地上絵をドローンを使って上空から調査することで位置を確認。紀元前500~西暦200年のものと推定されている。研究者チームは新たな地上絵をペルー文化省に登録して保護に取り組む予定という。

ペルー政府観光庁では、2018年6月14日からピスコ空港からマチュピチュ観光の拠点であるクスコ空港への直行便を運航開始。ビスコから往復1時間半でナスカの地上絵の遊覧飛行を終え、リマに戻ることなく直接クスコに空路でアクセス可能に。同国の二大観光地であるナスカの地上絵とマチュピチュの魅力を楽しんでほしい呼びかけている。

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