国土交通省は、2017年の年間およびゴールデンウィーク期間(2017年4月28日~5月7日)の高速道路の渋滞ランキングを発表した。それによると、2017年ゴールデンウィーク期間の高速道路渋滞ワーストは、前年と同じくE1 東名高速道路 (上り)御殿場~大井松田。2位はE23 東名阪自動車道(上り)亀山JCT~鈴鹿、3位はE20中央自動車道(上り)大月~上野原。GW期間の渋滞損失時間は合計837万人・時間で、高速道路を利用した1台あたり10分に相当する。
一方、年間の渋滞ワーストはE20 中央自動車道(上り)調布~高井戸。2位はE1東名高速道路(上り)海老名JCT~横浜町田となり、前年と順位が入れ替わった。3位はE1 東名高速道路(上り)東名川崎~東京だった。
ワーストとなったE20 中央自動車道(上り)調布~高井戸で、混雑により余計にかかる渋滞損失時間(単位万人・時間/年)は139万人・時間。2017年の年間渋滞損失時間の合計は2.1億人・時間。高速道路を利用した1台あたり7分に相当する。
この調査は、NEXCO3社と本四高速を対象にしたもの。上り・下りを分けて集計し、7時から19時までの12時間で調査した。