Wi-Fi自動接続アプリ「タウンWiFi」は、全国のWi-Fi設置状況について、独自調査による「全国WiFi密度MAP」を公開した。
Wi-Fi設置数では東京都が2万3990個で1位で、2位の大阪(1万4036個)に大差をつけた。最下位は高知県で862個だった。この47都道府県のWi-Fi設置数と各人口から1000人当たりのWi-Fi数を計算し、マップに表したのが「全国WiFi密度MAP」だ。
1000人当たりのWi-Fi数を換算すると、Wi-Fi密度の高い「Wi-Fi充実県」1位は、沖縄県。Wi-Fi数は5544個で、人口1000人当たりでは38.502個だった。2位は和歌山県(Wi-Fi数2191個、人口1000人当たり22.968個)、3位は愛媛県(Wi-Fi数3011個、人口1000人当たり21.900個)と続く。上位5県は地方都市が多く、密度で測ると東京は7位、大阪は10位の結果となった。
一方、人口1000人当たりのWi-Fi数が少ない「Wi-Fi過疎県」では、埼玉県(Wi-Fi数6829個、1000人当たり9.370個)で1位に。ワースト10位以内を見ると、3位に千葉県(Wi-Fi数6615個、1000人当たり10.600個)、5位に神奈川県(Wi-Fi数9903個、1000人当たり10.828個)など、首都圏の県が4県となった。
なお、タウンWiFiが現在、自動接続が可能なWiFiスポットは国内外200万以上。先ごろはセプテーニ・ホールディングス、電通、日本アジアグループ、ベクトル、千葉功太郎氏を引受先とする第三者割当増資と、インキュベイトファンドからの追加増資で、総額2.5億円を調達した。これにより、Wi-Fi認証AIの開発とグローバル展開を加速。また、電通、および日本アジアグループ傘下の国際航業と業務提携のもと、Wi-Fiのマネタイズを実現するマーケティングツールの開発に取り組むとしている。