沖縄の旅行業「大新華ホリデージャパン」ら2社が破産開始、負債総額は3億400万円 ―東京商工リサーチ

東京商工リサーチによると、沖縄県那覇市の第二種旅行業・大新華ホリデージャパンとその関連会社のグローバルジャパンが破産開始決定を受けた。負債総額は、2社合計で約3億400万円。

大新華ホリデージャパンの設立は2013年。中国からの定期便を中心に海外から沖縄への入客に注力し、翌年にはグローバルジャパンを設立して事業を多角化。グローバルジャパンでは、那覇市と恩納村でのホテル運営に加え、レンタカー事業やFC店としてふぐ料理店を運営して中国からの観光客を中心に集客をおこなっていた。

しかし、宿泊施設は競争激化などのために運営不振となり、2017年10月までに不動産所有会社にホテル運営を譲渡。飲食部門も事業計画に沿った集客ができずにFC本部に営業を譲渡。事業拡大に伴う先行投資などが負担となり、今回の措置に至った。

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