楽天はRakuten USA,Inc.を通じ、モバイルコマースプラットフォーム・ソリューションを提供する米国のカーブサイド社を買収した。
カーブサイド社では、利用客の位置情報から到着時刻を予測し、到着時間に合わせて商品を準備・提供できるサービスを提供。店舗側は運営の効率化を図れる。利用客は、待ち時間や店舗で商品を探す手間や支払いにかかる時間がなくなり、スムーズな買い物ができるようになる。すでに米国内の実店舗で導入され、数百万人もの利用実績があるという。
楽天では、同社が来店前にオーダーして待ち時間なく商品を受け取れるという新たな購買行動を生み出しているとし、同社をグループ化することで顧客満足をさらに高め、買い物体験をより楽しく便利なものにすると表明。カーブサイド社は楽天グループ傘下となることで、さらなる技術革新が可能になるとしている。