オリエンタルランドは東京ディズニーシーを拡張し、2022年度中に新たなディズニーホテルを含む新エリアを開業する計画を発表した。このほど、ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーと基本計画について合意した。
8番目のテーマポートとなる新エリアには、既存施設への追加投資で過去最高の約2500億円を投資。「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマに、ディズニー映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」の世界観を再現する3つのエリアで構成。なかには、4つのアトラクションと新たなディズニーホテルを設ける。
「アナと雪の女王」のエリアには、アナとエルサの姉妹のストーリーを巡るアトラクションと、アレンデール場内のレストランを設置。「塔の上のラプンツェル」のエリアには、映画で描かれたランタンフェスティバルを訪れるアトラクションや、映画に登場した荒くれ者たちの隠れ家をテーマにしたレストランを設置する。
「ピーター・パン」のエリアでは、海賊たちと戦う大型アトラクションと、ティンカーベルと要請が住むピクシー・ホロウを訪れるアトラクション、レストランを設置する。
このほか、エリア内に設置するディズニーホテルは、全475室を設置。客室の窓から新テーマポートの全景が見られるようにし、パークと一体になった宿泊体験を提供する。客室には、東京ディズニーリゾートで最上級のラグジュアリー客室も用意する。
なお、オリエンタルランドは、ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーとのテーマパークおよびそれに関するライセンス契約について、今後予定する各施設をオープンすることで、現行の最長2046年の契約期間を最長2076年まで延長することで合意した。