旅行検索サービス「KAYAK(カヤック)」はこのほど、アジア太平洋地域からの訪日旅行で利用するエアラインの傾向をとりまとめた。
LCC(ローコストキャリア)とFSC(フルサービスキャリア)の利用比率を国別にみると、台湾と韓国からの訪日旅行ではLCCとFSCが同割合。一方で、香港やタイはLCC3割に対してFSC利用が7割。マレーシア、シンガポール、中国はLCCが2割、インドネシア、インド、ニュージーランド、オーストラリアはLCCが1割との結果になった。台湾や韓国は日本へのLCCが多く就航しているほか、日本の多くの都市に直行便があることが理由と考えられる。
なお、同サービスで日本を旅行先として検索している地域のトップは香港(前年比125%増)。次いでインドネシア(104%増)、インド(92%増)、ニュージーランド(61%増)、タイ(59%増)の順となった。
この調査は、2017年1月1日から2018年5月31日までの間にAPAC市場のKAYAKサイトで検索されたデータを元に、旅行期間が2018年1月から12月までのデータを抽出したもの。