近鉄・都ホテルズと近鉄不動産は、「ウェスティン都ホテル京都」の大規模リニューアルをおこない、高級ラグジュアリーホテルとして展開する計画を発表した。2020春のグランドオープンを目指す。
平均客室面積を約50平方メートルに拡大し、浴室すべてに独立した洗い場を設ける。内装デザインは京都東山の自然のイメージを採用。また、ホテル敷地内には約1000平方メートルのスパを増設。庭園と一体感のある半露天風呂を提供する。そのほか、外国人旅行者に人気の数寄屋風別館「佳水園」では、客室面積を拡大して浴室で温泉を楽しめる設計に。フランス料理のメインダイニングのほか、ライブキッチンを備えたビュッフェレストランも新設する。
既存の複数の庭園以外に、今回のリニューアルでは西館屋上にも新たな庭園を整備。京都市街を一望しながら散策できるようにする。