ロボットがタクシーに同乗して訪日客に観光案内、京都をめぐる新企画、JTBらが「ロボホン」活用で

JTBは、シャープのモバイル型コミュニケーションロボット「RoBoHon(ロボホン)」を活用した観光タクシー事業に乗り出す。JTB、シャープ、京都最大手のタクシー会社であるエムケイとの共同事業。ロボホンが旅のパートナーとしてタクシーに同乗する旅行商品を、エムケイが2018年9月17日から発売する。日本語だけでなく英語、中国語にも対応し、訪日旅行者の取り込みを図る。

JTBは2017年12月にエースJTBで「RoBoHoNと行く『ロボ旅』(京都)」を発売。東京発着の新幹線と京都での宿泊の個人型ツアーにロボホンの貸し出しを組み込んだもので、今回のプランはそのタクシー版だ。移動中はもちろん、下車後もロボホンが位置情報をもとに京都の観光情報や歴史、文化を利用者に音声で案内する。

京都ではインバウンドの個人旅行客が急増し、タクシー観光の需要が高まっている。外国語で観光案内できるドライバーも増えているが、旅のガイド、旅の友人としての二役を担うロボホンを投入することで、急増する需要に対応していきたい考えだ。

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