米トラベロシティ、旅先で自撮りできるモバイルAR機能を提供開始、アプリ起動で人気キャラ「ノーム」とパチリ

エクスペディア・グループのOTA「トラベロシティ」は2018年10月末、拡張現実(AR)を使った旅行先での自撮り機能をリリースした。トラベロシティのモバイル用アプリで提供するもの。同社キャラクターの白いひげの妖精、ローミング・ノームと一緒に、名所旧跡やビーチなどで記念撮影できる。

トラベロシティでは、旅行者の60%、特にミレニアル世代では97%が旅行中の写真をソーシャルメディアでシェアしているとの調査結果から、現地での写真撮影で活用できるAR機能ならば、誰もがゲーム感覚で楽しめると考えた。

利用方法は、トラベロシティのモバイル・アプリを起動し、携帯端末のカメラを床など平面な場所に向け、画面を一回タップすると、立体映像のローミング・ノームが写真または動画上に表示される。オプション機能で、天候、3D用の小道具や装飾、音響効果、位置情報を示すジオ・タグ、フォトフレームなどを選び、自分好みに工夫した旅の思い出が作成できる。

アプリでのローミング・ノームとのツーショットイメージ

AR撮影機能は、Wi-Fiやデータ環境が整っていない場所でも利用可能。ノームと一緒に撮影した画像は、自分の携帯端末やソーシャル・アプリで保存、シェアできる。

ローミング・ノームは、ツイッターでのフォロワー数が20万人、インスタグラムでは3万人の人気キャラクター。新しいAR撮影機能の利用拡大を狙い、同社では11月18日まで、ノームとの自撮り写真をハッシュタグ付き(#RoamLocal、#Sweepstakes)でシェアしたユーザーを対象に、抽選でメキシコのカンクンのリゾート5泊が当たるキャンペーンも実施中だ。

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