エイチ・アイ・エス(H.I.S.)は2019年1月11日、今年のゴールデンウィーク(4月27日~5月5日出発)の海外旅行予約動向を発表した。それによると、予約数の総合1位はハワイ。2位は台北、3位はグアムとなった。10位には昨年24位だった豪州・ケアンズがランクインした。
航空券のみ、または航空券と宿泊などを組み合わせた自由旅行では、ホノルルに次いで、ソウル、シンガポール、台湾が人気。また昨年は12位だったロンドンと昨年15位のロサンゼルスが10位圏内に入った。一方、パッケージツアーでは、台湾、グアム、プサンなどの近距離に次いで、昨年15位のケアンズが5位となった。
伸び率が急上昇している旅行先は長距離路線が多く、1位がケアンズ(前年比1082%)、2位がニューヨーク(688%)、3位がロサンゼルス(678%)、4位がプーケット(619%)、5位バルセロナ(614%)の順。前年よりも長い日程で、6~8日間の連休を活用する傾向がみられるという。
今年は土日祝日を含めて10連休になることから、例年より予約数が増大。同社によれば、すでに前年比3倍増で推移しているほか、オセアニアが前年比6倍、北米が5倍、欧州が4倍と、長距離方面が好調。出発のピークは4月27・28日、帰国のピークは5月4・5日と推測。平均単価は前年比2割増が見込まれるという。