訪日旅行者がセブン銀行ATMで日本円を出金可能に、香港拠点の電子ウォレットアプリと連携で

海外送金サービスを運営するクイーンビーキャピタルは2019年1月15日、セブン銀行ATMで訪日旅行者向け新サービス「PayForexCash(ペイフォレックスキャッシュ)」を開始した。同サービスと連携する香港の電子ウォレットサービス「TNG  Wallet」ユーザーが、日本国内のATMやセブン-イレブンのレジで日本円を受け取り可能となるもの。電子ウォレットからの直接引出しのため、両替所での両替よりもコストが低くなる。

同社は、2018年10月にローソンやナチュラルローソンのマルチメディア端末「Loppi」を通じて日本円の受け取りサービスを開始。今回の展開は、新たにセブン銀行の子会社であるセブン・ペイメントサービスとの提携をおこなうことで実現した。

日本円を受け取り可能なセブン銀行ATMは、国内のセブン-イレブンやイトーヨーカドーをはじめ、商業施設や駅、空港などに設置されている2万4756台(2018年9月末現在)。ローソン系の店舗と合わせ、国内での利用可能箇所は約3万9000か所に拡大した。ATMでの両替資金は1回につき10万円以下の制限がある。

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