外務省がこのほど発表した旅券統計によると、2018年に発行されたパスポートの総数は前年比5.3%増の約433万冊となった。2015年から増加傾向が続いており、2018年末現在の有効旅件数は約2998万冊。およそ国民の4人に1人が所持している計算になるという。
一般旅券の総数は430万冊で、このうち国内の発行数は5.6%増の418万冊。2016年に海外旅行者数が増加し、2018年の海外渡航者数も前年比6.0%増(法務省暫定時)で推移するなか、パスポートの発行数も増加した。
性年代別でみると、30歳未満の割合が43.1%を占めた。男女別では女性が52.9%と大きい。特に20代では女性が57.5%と高く、女性の海外旅行の意欲の高さがうかがえる。