公的統計機関によるデータにもとづき、2018年1年間の日本人渡航者数をハワイ、グアム、沖縄の比較でみると、ハワイへの出国は0.2%増の157万1200人(速報値)、グアムは9.5%減の56万1600人、沖縄への渡航者は1.2%増の693万8600人だった。
沖縄は昨年に引き続き年間過去最高を記録。伸び率でもハワイを超える伸びを示した。グアムは2017年に北朝鮮情勢の影響などがあり大きく減少。2018年もマイナス推移ながら回復傾向がみられた。
2018年までの直近10年間の推移は以下のとおり。
なお、2018年12月単月では、ハワイは前年比4.7%増の13万1000人、グアムは27.2%増の6万2000人、沖縄は6.5%増の57万300人。沖縄とハワイは年間通じてほぼ前年並みを維持。一方、グアムは10月以降に2割以上の大幅な伸びが続いている。