JRグループの鉄道情報システム株式会社(JRシステム)が提供する宿泊施設向けの旅行会社・予約サイト一元管理システム「らく通with」は、温泉旅館・ホテル予約サービス「ゆこゆこネット」との連携を開始した。これにより、宿泊施設は「らく通with」に登録した客室を「ゆこゆこネット」に掲載し、予約情報取得から在庫調整、料金調整が可能となる。
「らく通with」は、旅行会社と予約サイトの予約・在庫・料金を一元管理できるサービス。JRの「みどりの窓口」の予約販売システムを開発・運営する同社の技術力を強みに、宿泊施設の予約・在庫の一元管理システムとして展開してきた。ホテルシステム(PMS)と自動データ連携が容易で、クラウド型サービスのためネット環境があれば、どこからでも客室の予約在庫等の一元管理業務ができることが特徴だ。
一方で、今回、連携が実現した「ゆこゆこネット」は、年間85万人が利用する温泉旅行に強みをもつ宿泊予約サービス。温泉コンシェルジュと呼ばれる予約センタースタッフの対応を強みとし、近年はデジタルマーケティングに注力し、オンライン経由の予約も拡大している。こうした実績から、半年間で1000を超える宿泊施設から新規契約の申し込みがある実績も持つという。
なお、「らく通with」の利用料金は月額9800円からの固定料金制。予約サイト従量料金は一切なく、365日対応のサポート体制を充実させている。
広告: 鉄道情報システム株式会社(JRシステム)「らく通with」
記事:トラベルボイス企画部