「家庭画報」の出版社が旅行会社を設立、世界文化社が富裕層向けで、第1種旅行業登録で読者以外の顧客も狙う

「家庭画報」などを出版する世界文化社が旅行業に進出する。2019年4月1日付で100%出資の「株式会社プレミアム旅行社」を設立。雑誌コンテンツを活用した特別な旅を提供する。自社企画の旅行商品を販売するほか、オーダーメイド旅行の手配、雑誌とのコラボレーションツアーなどを企画する。同社は「富裕層を中心に人気が高まるラグジュアリーな旅への希求に応えることで、 出版社ならではの旅行ビジネスの拡大を目指す」などとコメントしている。

旅行業登録については国内外を扱うため第一種で登録し、日本旅行業協会(JATA)に加盟する予定。資本金は5000万円。初年度は数名で運営し今後新規にも採用する。世界文化社はこれまでも「家庭画報の旅」など雑誌内で旅行の提案を続けており、読者にとどまらず顧客獲得を図る。

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