ラグビーワールドカップ2019組織委員会は、9月20日の開幕まであと100日となった6月12日、優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」の日本巡回ツアーを開始した。
このトロフィーは、約2年間をかけて20か国を訪れ、最後に日本に到着したもの。6月12日より、国内の全12開催都市を中心とした巡回展示を開始。また、開催都市の地元ラグビースクールや大学の合宿、昨年洪水被害にあった広島の小学校への訪問、大学ラグビー選手らと富士山に登頂する企画なども予定する。
同委員会はこの優勝トロフィーを通じて、ラグビーを観たことがない人やふだんラグビーに触れる機会がない人も、「世界規模のスポーツの祭典」であるラグビーワールドカップの歴史や魅力に触れてほしいとコメントしている。
なお、委員会では同日、記念のビジュアル画像を公開している。この写真は渋谷のスクランブル交差点上空から撮影したもの。日本の若者文化の発信地より、世界に向けてW杯日本大会をアピールする。