ヨーロッパのLCCイージージェットは、航空会社としては初めて同社アプリに音声認識機能の「スピーク・ナウ(Speak Now)」を搭載する。AIベースのこの機能には、グーグル・クラウドの自然言語理解ツール「Dialogflow」が活用されている。
アプリでは、ユーザーがフライト予約に求める基準を音声で問いかけることで行き先、発着日時、出発空港などに絞り込む。通常検索による問い合わせでは12タップほどが必要になるが、「スピーク・ナウ」では数回の音声ステップで数十秒のあいだに予約が完了する。
現在のところ、iOSでの英語のみの対応。同航空では、音声認識機能に加えて、インスタグラムの画像から検索・予約を行う「Look & Book」や空港に行く前に手荷物のサイズをチェックすることができるツールの開発・搭載も進めているところ。