インターブランドジャパンは、2019年度の「Japan Branding Awards」受賞ブランドを発表した。この賞は、優れたブランディング活動を実行している組織(企業・団体、事業、サービス、製品)を評価し、その活動内容を広く共有することで、ブランド戦略を展開する企業・団体のさらなる成長の支援を目的に日本で初めて創設された。今回で2回目となる。
ブランド戦略、クリエイティブ開発、マーケティング活動などの視点から、その効果を複合的に分析・評価し、10ブランドを選出した。
それによると、受賞ブランドの中で特に優れた取り組みを行った企業を表彰する「Best of the Best」には、MAZDAとともに羽田空港国際線ターミナルを管理する東京国際空港ターミナル(TIAT)が選ばれた。
また、応募ブランドの中で優れた取り組みを表彰する「Winners」には、国内137店舗、海外3店舗のビジネスホテルを展開するスーパーホテルも選出された。スーパーホテルはLOHASという概念を顧客体験の文脈において “Natural, Organic, Smart”という新たなコンセプトに落とし込み、さまざまな顧客接点のクリエイティブ刷新とあわせて、社員の意識改革を達成した取り組みを進めてきた。