近畿日本ツーリスト中部とナビタイムジャパンは、 近畿日本ツーリスト中部が受託した福井県2市1町連携事業「大野・勝山・永平寺観光周遊アップ事業」で、ドライブ観光周遊アプリを活用した観光客誘致や意図的にエリア回遊を促す回遊促進施策を開始した。
この取り組みは、 多くの観光スポットが存在する大野・勝山・永平寺エリアのなかで、特に人気の福井県立恐竜博物館がゴールデンウィークや夏休み、秋の連休に混雑することから、 同博物館へ訪れる観光客にむけてナビタイムジャパンが提供するカーナビアプリ『NAVITIMEドライブサポーター』を活用したチェックインラリーやクーポン配信などでエリア内の周遊促進と回遊性や滞在率の向上を図るもの。
近畿日本ツーリスト中部は、 このエリアの観光素材の発掘と磨き上げとともに、Web媒体を中心に情報発信を行い、エリア内での滞在時間を拡大する着地型観光商品の開発・造成・販売も実施。また、観光ガイダンス、 チェックインラリーやクーポン情報などの観光コンテンツをナビタイムジャパンと共有する。
一方、ナビタイムジャパンは、『NAVITIMEドライブサポーター』で新たに「大野/勝山/永平寺観光モード」を提供。 「大野・勝山・永平寺周遊チェックインラリー」では、 2019年10月10日~11月25日の期間中に、2つのコースのどちらかを選択し、指定の5スポット全てにチェックインすると、先着500名に大野・勝山・永平寺各地のお土産いずれかをプレゼントするキャンペーンも行う。
両社は、2022年度末の北陸新幹線金沢・敦賀間延伸を見据え、この取り組みを継続的に実施することで、周遊履歴や観光行動の変化など蓄積したデータや知見を各市町に提供していく。