空港から都心を結ぶMaaS実証実験、自動運転タクシーなど各種モビリティの連携で、JTBなど7社

JTBと東京空港交通、日本交通、日の丸交通、三菱地所、東京シティ・エアターミナル(T-CAT)、ZMPの7社は、自動運転タクシー、自動運転モビリティを活用した空港から丸の内店舗までのMaaS実証実験を実施する。東京都の事業である「自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト」に基づくもの。期間は2019年11月18日~12月1日で、実験参加の体験者を一般から広く募るため、専用サイトで2019年10月15日まで公募を受け付けている。

本実証実験は、成田空港/羽田空港とT-CATを結ぶ空港リムジンバス、自動運転タクシー、自動運転モビリティを連携させることで、空港から丸の内エリアまでのスムースな移動を目指すもの。スマートフォンを利用しながら、空港からラストワンマイルまでの移動サービスを実証する。

JTB:報道資料より

自動運転タクシーの走行区間は、T-CATと丸の内パークビルを結ぶ約3kmで、日本交通、日の丸交通がタクシーサービスを提供する。JTBはMaaSの概念に適応する新たな旅行サービスの商品化に関する検証を行う。また、三菱地所丸の内パークビル、丸の内仲通りで自動運転モビリティの実証実験も実施する。 空港リムジンバスと自動運転タクシー、自動運転モビリティが連携したサービスは世界初の試みだという。

自動運転タクシーはカメラやセンサーで周囲の環境を認識し、自動で走行する車両。ハンドル、アクセル、ブレーキなどすべての運転操作をコンピュータが行う。自動運転モビリティは一人乗り。備え付けのタブレットで行き先を指定すると、目的地まで自律移動する。

JTB:報道資料より「空港から丸の内店舗までのMaaS実証実験」参加抽選申し込みサイト

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