GDSのセーバーは、ホテル向けの新しいメディアソリューションをローンチする。このサービスを活用することで、旅行会社は都市名、空港コード、都市コード、旅行者の関心や好み、居場所などによる検索によって、旅行者の個人的趣向に合わせたホテルを探しやすくなる。
正式ローンチは2020年半ばの予定。従来のサービスからの移行期間中、セーバーGDS上では現在の「ホテル・スポットライト」と新しいソリューションが併存することになる。
さらに、セーバーは、ホテル向けのプロセスをさらに簡素化するために、現在の「ホテル・スポットライト」の販売およびサービスチャネルも変更。セーバー・ホスピタリティ・ソリューションズは2020年1月から、「ホテル・スポット」専用の販売チャネルを提供する。2020年7月1日には、セーバー・ホスピタリティ・ソリューションズが唯一の「ホテル・スポット」プロバイダーになる予定だ。
セーバーによると、消費者はよりパーソナライズされた買い物体験を求めているなか、ホテルは旅行会社のネットワークにそのコンテンツを効果的に提供することがさらに重要になっており、現在の「ホテル・スポット」を利用するホテルの旅行会社経由の予約は、通常の4倍にもなるという。