白馬栂池エリアの観光活性化へ新会社、白馬観光開発ら、老朽化した宿泊施設のリノベーションでホステル開業へ

UNPLAN Village Hakuba外観イメージ(報道資料より)

長野県北安曇郡小谷村栂池エリアの観光活性化を目的として、株式会社IKEIKEツガイケが設立された。地元索道会社の白馬観光開発や都内でホステルを運営するFIKAの協力に加え、NECキャピタルソリューションが金融面でサポート。地域の不動産のリノベーションや宿泊・飲食施設を誘致するなどの街並み整備事業に取り組んでいく。

取り組みの第一弾として、老朽化した2軒の宿泊施設をリノベーションし、新たにホステルとして「UNPLAN Village Hakuba(アンプラン・ヴィレッジ白馬)」を今年12月に開業する予定。 ドミトリールームをはじめツイン、 トリプルルームなど2軒で約100人の収容能力を備えるとともに、価格も抑えることで若者や長期滞在者、 都心から離れて働くワーケーションなどさまざまな利用機会を提供していく。

予約受付・客室管理・食事提供など運営は、都内で最大級のホステル「UNPLAN Shinjuku(アンプラン・新宿)」や「UNPLAN Kagurazaka(アンプラン・神楽坂)」を手がけるFIKAが担当する。

現在、栂池を含む白馬エリアでは、冬だけではなくオールシーズン楽しめる「マウンテンリゾート」に向けた取り組みを加速させているところ。2018年夏に開業した「白馬つがいけWOW!」は、開業以降2万4000人の来場者を呼び込むなど、グリーンシーズンの観光客の誘致には成功しているものの、栂池の宿泊施設は経営者の高齢化、後継者や人手不足、施設の老朽化などの理由から減少傾向にある。

UNPLAN Village Hakuba内観イメージ(報道資料より)

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