中国大手OTA「Trip.com」と電通、訪日中国人向け事業で提携、富裕層向けサービスの共同立ち上げなど

Trip.com(トリップドットコム、旧Ctrip)グループと電通はこのほど、戦略的業務提携を締結した。今後は両社連携のもと、中国人に向けた日本の旅行資源の提供・開発や全国各地への訪日中国人旅行者数の拡大を目指す。※写真左から、電通執行役員の山岸紀寛氏、Trip.comグループのCMO 孫波氏

提携事業第一弾として、中国向けオンライン旅行サイト「Ctrip」内に訪日中国人富裕層を対象とするサービスを共同で立ち上げ、上質な地方体験を提供していく計画だ。

戦略的業務提携にあたり、Trip.comグループCMOの孫波(ソン・ハ)氏は、「日本はTrip.comのビジネスにおいて最も大切な拠点の1つであり、電通との戦略的業務提携の締結は新たなマイルストーンになる」と説明。電通のプラットフォームを通じて日本におけるTrip.comブランドの認知向上を実現するとともに、日中の観光の発展と両国の友好な交流に貢献していきたいとしている。

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