観光庁、旅行9社に行政処分へ、貸切バス手配違反で、KNTや名鉄観光などに聴聞

観光庁は2020年3月23日と24日に、第1種旅行業登録の旅行会社9社に対する聴聞を実施する。

対象の旅行会社は、ワールドナビゲーター(東京営業所)、ビーエス観光(札幌営業所)、新富観光サービス(本社営業所)、北陸旅行(福井本社)、海洋観光(本社営業所)、近畿日本ツーリストコーポレートビジネス(本社)、近畿日本ツーリスト九州(福岡教育旅行支店)、毎日企画サービス(本社営業所)、名鉄観光サービス(横浜支店とインバウンド部)の9社。いずれも、旅行業法第13条第3項第2号違反。

不利益処分の原因は大きく2つ。(1)貸切バス旅行における下限を下回る運賃でのバス手配による、道路運送法第9条の2第1項の違反への関与と、(2)発地・着地のいずれもが営業区域外に存する旅客の運送を行なった貸切バスの手配による、道路運送法第20条の違反への関与。手配代理業者として手配をした事業者もある。

処分の内容は、業務改善命令から9日間の業務停止命令、14日間の業務停止命令など。詳細は、下記の観光庁の一覧表へ。

観光庁・旅行業者に対する聴聞を行います 

観光庁・処分内容一覧表(PDF:60KB)

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