高速バスの運行再開でQRコード感染者追跡システムを導入、高松/大阪など運航の「フットバス」、感染予防対策の徹底で再開

高松/大阪・神戸・淡路間を運行するフットバス(高松エクスプレス)は、緊急事態宣言の全面解除を受けて、2020年6月12日から高速バスの運行を再開する。再開にあたっては、感染予防対策として業界初となるQRコード読み取りによる新型コロナウイルス感染者追跡システムを導入した。

このシステムは、乗客がバス車内に設置するQRコードを読み込み、専用入力フォームに「メールアドレス」と「乗車の便情報」を入力。感染者が出た場合は、同社から同乗者に連絡が届き、最寄りの保健所などを案内する。メールアドレスはフットバスで管理され、名前・住所・電話番号・位置情報などの個人情報は収得されず、コロナウイルス収束時に収集したメールアドレスは削除される。

このほか、各座席に抗菌カーテンの設置、隣席のブロック、車内換気、手すりや座席の除菌作業、各座席に手指消毒液の配備、サービスカウンターでの次亜塩素酸水の噴霧、従業員の体調管理とマスク着用など、感染予防対策を徹底する。

コロナ追跡システムのフロー(報道資料より)

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