星野リゾートが運営する「星のや竹富島」は2021年2月13日から、海水の淡水化による飲料水の自給を開始する。竹富島が抱える環境課題の一つに、ペットボトルのポイ捨てがあり、自給することで客室でのペットボトル入りミネラルウォーターの提供を廃止。客室にはウォータージャグ、パブリックスペースにはウォーターサーバーを設置する。
海水淡水化熱源給油ヒートポンプユニットで海水をくみ上げて淡水化。また、太陽光発電とヒートポンプの一体化で、災害時の自立稼働やCO2の削減も図る。同ホテルは「島と共生するリゾートとして、今後も自然環境保全に努め、サステナブルな活動を行いたい」とコメントしている。