国内の大手旅行46社、2月の総取扱額は86%減、緊急事態宣言下で依然厳しく ―2021年2月(速報)

観光庁の主要旅行業者46社・グループの旅行取扱額(速報)によると、2021年2月の総取扱額は前年同月比85.9%減の426億1554万円だった。GoToトラベル事業の一時停止も延長されたことから、1月の87.4%減と同じく低水準にとどまった。国内旅行は76.6%減の390億7188万円、海外旅行は97.4%減の33億163万円、外国人旅行(日本の旅行会社による取扱い)は97.2%減の2億4202万円だった。

旅行商品ブランド(募集型企画旅行)については、国内旅行の取扱額が87%減の82億8200万円、取扱人数が84.8%減の32万8010人。海外旅行はゼロ、外国人旅行は取扱額が1万7000円で、取扱人数が7人だった。

なお、旅行会社別にみると、最も取扱額が多かったのは、JTB9社で79.6%減の200億2042万円。エイチ・アイ・エス(HIS)6社計は97.3%減の10億3527万円に落ち込み、KNT-CTホールディングス13社計は91.8%減の24億8840万円、日本旅行は82.1%減の45億523万円だった。

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