世界の住みやすい都市ランキングのトップ10に、日本から大阪が2位、東京が5位にランクインした。英誌エコノミスト誌の調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が世界140都市を対象に、安全性、医療、文化・環境、教育、インフラの5項目で評価しているもの。
トップはニュージーランドのオークランド。続いて2位に大阪、5位に東京が入ったほか、アデレード、ウェリントン、パース、メルボルン、ブリスベンなど、アジア太平洋の8都市がトップ10を独占した。
ニュージーランド、オーストラリアの都市が新型コロナウイルスのパンデミックを抑制した一方、昨年1位だったオーストリアのウィーンが12位に順位を下げるなど、ロックダウンが実施され都市活動が制限されたり、コロナ禍で病床がひっ迫したことなどが評価に影響した。また、予防接種プログラムの対応など、コロナへの対応が順調に進んだ米国・ホノルルが46位から14位に順位を上げたのも象徴的だ。
世界の住みやすい都市ランキング、トップ10は下記のとおり。
- ニュージーランド・オークランド
- 日本・大阪
- オーストラリア・アデレード
- ニュージーランド・ウェリントン
- 日本・東京
- オーストラリア・パース
- スイス・チューリッヒ
- スイス・ジュネーブ
- オーストラリア・メルボルン
- オーストラリア・ブリスベン