富士急行は2021年6月26日、自転車、ロードバイクと一緒に電車に乗れる「富士急サイクルトレイン」の実証実験を開始した。区間は富士急行線「大月~河口湖」。鉄道と自転車を掛け合わせた、富士山の新しい観光スタイルを目指す。
実証実験は7月16日まで。従来は、自転車を専用の袋に入れて持ち込んでもらっていたが、電車にそのまま自転車やロードバイクと一緒に乗車できるようにする。路線の山中湖をはじめとする富士五湖は、東京2020オリンピック自転車競技ロードレースのコースにもなっており、「富士サイクルトレイン」の運行を通して、鉄道利用による移動手段の拡充を図る。