国土交通省は、配車アプリなどを通じて、目的地の近い旅客同士を運送開始前にマッチングし、タクシーに相乗りさせて運送する「相乗りサービス」を認め、運賃の按分などに関する一定のルールを定めた新たな制度を導入する。
利用イメージの事例は以下のとおり。総額は変わらず、相乗りした乗客の運賃を乗車した距離によって按分する。
当面の間、マスク着用、旅客同士が隣り合わない座席指定など必要な感染対策を実施しうえで、相乗りサービスを提供するようタクシー事業者に求める。また、実施状況を定期的にモニタリングし、バスとの整合性に留意しつつ、必要に応じて見直しを行う。