観光庁は、2022年4月1日から県民割支援(地域観光事業支援)の運用を変更する。政府が、GoToトラベルの全国展開の前に、県民割支援の対象を都道府県間の同意を前提とした地域ブロックに広域に拡大することを決めたことを受けて行うもの。また、県民割支援の期間を2022年4月28日宿泊分(4月29日チェックアウト分)まで延長する。
新たに運用される地域ブロックは、北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島の「北海道・東北」、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨の「関東」、新潟、富山、石川、長野、福井、岐阜、静岡、愛知、三重の「北陸信越・中部」、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山の「近畿」、鳥取、島根、山口、岡山、広島、愛媛、香川、徳島、高知の「中国・四国」、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄の「九州・沖縄」。
また、県民割支援の利用条件についても変更。ワクチン接種歴や検査については、ワクチンを3回接種済であること、または検査結果が陰性であることとした。ただし、県内旅行については知事の判断でこれまでの運用(ワクチン2回接種または陰性の検査結果)とすることも可能としている。