国際航空運送協会(IATA)によると、2022年4月の旅客数(RPK)は前年同月比78.7%増となり、前月の同76%増を上回る回復を示した。
このうち、国内線は中国が引き続き厳しい旅行制限を行なっているため、同1.0%増にとどまった。一方、国際線は同331.9%増。前月の289.9%増をさらに上回った。欧州/中米線、中東/北米線、北米/中米線はすでにパンデミック前の水準を超えている。
アジア太平洋では世界の市場で唯一前年割れが続いた。中国の国内線が同80.8%減となった一方、日本の国内線が同57%増と回復したことで、全体では同25.4%減となった。国際線では同290.8%増となり、前月の197.2%増を大幅に超えた。座席供給量も同88.6%増となり、搭乗率は同34.6ポイント増の66.8%まで回復した。
2019年4月との比較では、国内線が25.8%減、国際線が43.4%減。