台湾からのインバウンドが本格的に動こうとしている。台湾観光協会が2022年11月4~7日、3年ぶりに台北市で開催したITF2022(台北国際旅行博)の日本ゾーンには海外ブース最大となる55団体95ブースが出展。取りまとめた日本観光振興協会によると、オープニングセレモニーに参加した台湾の蔡英文総統は日本ゾーンにも立ち寄り、熱い期待が感じられた。日台双方の水際対策緩和に伴い、会期中の入場者数は前年比72%増の19万5366人に上った。
また、ITF2022に先駆け、11月3日には日本観光振興協会主催の商談会を台北市で開催。セラー側の日本からは23団体49名、バイヤー側の台湾からは68団体197名が参加し、熱心に商談が交わされた。商談会後には、酒蔵ツーリズムに関するセミナーもおこなわれた。