アメリカン・エキスプレス・インターナショナルは、日本を含む世界7カ国で実施した冬のホリデーシーズンに関する意識調査の結果を発表した。調査は2022年10月11日~18日に実施されたもの。これによると日本は他国に比べ、家族と過ごし、食を楽しむ意向が強い結果となった。
「年末年始を過ごす相手」については、世界7カ国平均では家族(87%)、恋人(40%)、友人(37%)であったのに対し、日本は家族(90%)が圧倒的で、恋人(4%)、友人(6%)は少なかった。「年末年始の消費予定」は、外食(52%)とグルメ食品のプレゼント(32%)がトップ2となり、旅行(26%)は4番目。「年末年始にプレゼントされたら嬉しいもの」でもグルメ食品(38%)、現金(35%)に次いで、旅行体験(34%)は3番目だった。
また、「年末年始の買物をする場所」では、世界7カ国平均ではオンラインストアが80%、実店舗が74%だったが、日本はオンラインストアの61%に対して実店舗が81%と多かった。「街のお店で年末年始の買物をしたい」という回答も日本は40%で、地域にある街の実店舗で買物をする意向が強く表れたという。
なお、年末年始の旅行について「前回ほどコロナの影響を心配していない」という回答は、日本でも52%と半数を超え、以前より警戒を緩めている様子が見て取れた。ただし、世界7カ国平均の75%には及ばず、世界に比べると日本は依然としてコロナの影響を心配する傾向が強い。