JR東日本、越境ECの拡大へ、世界228カ国に向けた海外ネット通販に対応、台湾拠点で商品展示も

東日本旅客鉄道(JR東日本)グループは、ネット販売サイト「JRE MALL」の越境EC化を強化する。ジグザグ社と連携し、インバウンド需要回復も見すえて海外販売の拡大を図る。

「JRE MALL」は、JR東日本が運営するネット通販、エキナカ商品の事前注文などを提供するECサイト。今回、越境EC対応「WorldShopping BIZ」を導入することで、商品の一部を世界228カ国・地域に向けた海外販売に対応する。

越境EC化する商品第1弾として、群馬県みなかみ町と山形県米沢市の地産品を販売し、地域の魅力を発信。鉄道グッズなどもそろえる。また、2023年3月からは、JR東日本グループが運営する「ホテルメトロポリタン プレミア台北」、コワーキングスペース「One&Co Taipei」で商品展示することで、タビマエの体験も創出。インバウンド客が多い台湾を皮切りに、海外拠点で地産品を体験し、QRコードを通じてその場でオンライン購入できる仕組みを構築することで、モノから地域への興味、旅行にきっかけにつなげたい考えだ。

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