JRグループの鉄道情報システムが提供する宿泊施設向けの旅行会社・予約サイト一元管理システム「らく通with」は、阪急交通社が運営する個人向けパッケージ旅行と2023年8月に連携を開始した。
これにより、「らく通with」を利用している宿泊施設は、共通販売機能で登録した部屋タイプやプランを阪急の個人向けパッケージ旅行で販売できるようになり、販路が広がる。
「らく通with」は、旅行会社と予約サイトの予約・在庫・料金を一元管理できるサービス。JRの予約販売システムを開発・運営する同社の技術力を強みに、宿泊施設の予約・在庫の一元管理システムとして展開している。共通販売機能は、らく通に登録した共通のプラン、在庫、料金情報を旅行会社・予約サイトが取得し販売。予約成立前に在庫を確認するため、オーバーブックのリスクを低減する。