JR西日本、デジタル変革推進で新会社「TRAILBLAZER」設立、グループ内の生産性向上や施策を支援

JR西日本グループは2023年10月2日、グループのデジタル変革を推進する新会社「TRAILBLAZER（トレイルブレイザー）」を設立した。デジタル戦略については、これまで自社で内製した立案・実践チームが支えてきたが、新たに専門人材を登用して同社グループ向けに特化したデジタルコンサルティングエージェンシーを設立することで、DXによる新たな顧客体験の提供、鉄道の広範なバリューチェーンの効率化を目指す。

鉄道、ライフデザイン分野のリアルな知見を基盤としつつ、鉄道会社の先例にとらわれない革新技術の積極的活用を図り、DXを加速したい考え。具体的には、鉄道オペレーションの生産性向上、顧客接点・体験に関する企画・運営、JR西日本グループデジタル施策実行支援などを担う。データサイエンティストやエンジニアなどを広く募集し、2025年度末に150名規模の社員数を計画している。