JR西日本ホテルズ、多言語のスマホサービス導入、館内の朝食会場の混雑状況も表示、QRコード読み取りで

ジェイアール西日本ホテル開発は2023年10月16日から、展開する11ホテルでAIを活用した多言語対応のタビナカ専用アプリ「VERY(ベリー)」を順次導入する。VERYは、ホテル滞在中の各種案内を表示するアプリ。宿泊者の利便性向上とともに、各種案内のペーパーレス化にも取り組みたい考え。

同グループホテルはこれまでもAIを活用した顧客プラットフォーム「talkappi(トーカッピ)」を導入し、AIによる自動応答チャットボット、アンケート、問い合わせ機能などを提供している。「VERY」では、「talkappi」の各種機能や施設案内情報などを一括表示。ウェブ上での表示が可能なために新たなアプリをダウンロードする必要がなく、QRコードをスマートフォンで読み込むと利用できる。

VERYではホテルの施設案内やWi-Fiの接続方法、館内利用案内、レストラン情報、朝食会場の混雑状況、周辺観光案内などを日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語の多言語で案内。宿泊者限定クーポンも用意し、館内レストランを利用してもらうためのコンテンツ拡充もおこなった。

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