ナビタイム、観光案内所の業務支援で新サービス、地図上でタビナカ情報、旅行者のスマホにQRコードで共有も

ナビタイムジャパンは、広域周遊観光促進を支援するソリューション「NAVITIME Travel Platform」で、観光案内の業務支援「Guide Map」（ガイドマップ）の提供を開始した。今後、首都圏や地方空港内の観光案内所で実証実験の開始を予定。訪日外国人旅行者の受け入れ整備に取り組む観光事業者、自治体のマーケティング施策への活用を見込む。

「Guide Map」は観光案内のシーンで、観光客の行きたい場所やニーズに合わせた情報提供をサポートする、観光案内所の担当者向けのツール。日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語での地図表示に対応し、パソコン、タブレット、スマートフォンで利用できる。

具体的には、観光案内所周辺にある観光スポットを地図上で確認。任意で設定した検索カテゴリーをもとに絞り込み検索もできる。また、観光客のニーズが高い複数スポットをお気に入りに保存すると、それらスポットや行き先情報をまとめた「クリップ」を作成し、観光客のスマホにQRコードで共有できるようにする。今後もさまざまな機能開発を予定しているという。