日本人の海外旅行復活に向けて、注目デスティネーションのひとつがベトナムだ。2023年9月に日本との外交関係樹立50周年を迎え、観光庁のアウトバウンド政策パッケージにおける重要デスティネーションにも選定。ベトナム現地のランドオペレーターであるサザンブリーズ社は、2024年度からのベトナムへの旅行が急成長することを予測して、日本の旅行会社Honey J コーポレーションと戦略的資本提携を締結し、日本人旅行者の取り込みに力を入れている。
2024年の急成長を目指す
ハノイ、ホーチミン、ダナン、ニャチャンなどの都市とリゾートの多彩な魅力で旅行者の人気を集めるベトナム。そんなベトナムの現地手配会社として、早期から日本の旅行会社向けにオンライン見積りプラットフォームを導入するなど、BtoB市場の開拓に注力してきたのがサザンブリーズ社である。
サザンブリーズは、本社をホーチミン市に置き、コロナ前には毎年6万人以上の日本人旅行者を取り扱ってきた。ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーを主要取扱い地域として創業27年を迎える。
同社が手配をするアジア太平洋地域への旅行は、今後も継続的な成長予測がされており、日本人旅行者にも長年ファンが多い。コロナ後の海外旅行復活に向けて、サザンブリーズは日本市場での販売パートナーとしてHoney J コーポレーションと戦略的資本提携を締結した。Honey J コーポレーションは、旅行業を中心に海外ラグジュアリーホテルの日本代理店、各国観光局と航空会社・旅行会社をつなぎ、海外マーケティングサポートをする会社だ。
SNSマーケティングを駆使して日本市場拡大へ
Honey J コーポレーションは第1種旅行業で航空業界・旅行会社・ホテルと強いつながりをもつ。戦略的資本提携により、Honey J コーポレーションはサザンブリーズの総代理店として、日本市場拡大に向けた営業展開を図る。
Honey J コーポレーションと提携した理由について、サザンブリーズCEOの眞々田昭雄氏は「同社は旅行業界だけでなく、ホテル、航空会社、政府観光省、メディアといった幅広い業界とのネットワークを構築しており、SNSマーケティングを含む広告プロモーションの経験が豊富だ」と語る。現在のマーケティングで発信力と情報拡散力のあるSNSは不可欠なツールだ。
今回のパートナーシップにより、サザンブリーズはBtoB事業を拡充。また、新たにBtoC向けにオンライン販売を中心にベトナムのパッケージ商品の販売を強化する。
眞々田氏とHoney J コーポレーション代表取締役の伊藤淳一氏の両者は「旅行会社と消費者の期待に応え、成功を確立する」と強調。ポストコロナで新しい旅のカタチが求められるなか、ベトナムへの旅行販売でリーダーシップを発揮していく考えだ。
【会社概要】
会社名:SOUTHERN BREEZE Joint Stock Company
- 本社所在地:ベトナム ホーチミン
- 資本金:1億2300万円
- 代表者:眞々田 昭雄
会社名:Honey Jコーポレーション
- 本社所在地:名古屋市北区
- 資本金:6000万円
- 代表者:伊藤淳一
広告主:SOUTHERN BREEZE Joint Stock Company/Honey Jコーポレーション
- 問合せ:Honey Jコーポレーション マーケティング部長・平戸拓弥
- 連絡先 052-908-1134 / info@honeyj.co.jp