年末年始の世界の航空座席数、欧州域内で10%以上、米国は8%上回る見通し、リゾート路線が好調

航空データ分析シリウムは、年末年始休暇期間(2023年12月22日~2024年1月2日)における欧州域内および⽶国内の航空提供座席数の見通しを発表した。それによると、欧州域内は前年(2022年12月23日~2023年1月3日)比10%以上、米国内は同8%増加する見込み。

米国では、特にリゾート路線の供給量が増加。カリブ海の路線は同18%増、フロリダへの路線は同14%増加すると分析している。

また、2023年初頭から9月までのエコノミークラスの平均運賃は、米国で182ドル(約2万6000円)、欧州で105.55ドル(約1万5000円)だったことも明らかにした。

このほか、2023年12月の運航実績も公表。北米の平均定刻運航率は85.57%で欠航率は0.4%だったのに対して、欧州の平均定刻運航率は69.21%、欠航率は3%と低調だった。シリウムでは、予定到着時刻から15分以内の到着を定刻としている。

※ドル円換算は1ドル142円でトラベルボイス編集部が算出

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