東急リゾーツ、特定技能外国人の大規模受け入れ開始、まず52人を採用、2033年までに正社員の3割をグローバル人材に

東急リゾーツ&ステイは、宿泊事業での人手不足に向けた取組みの一環として、特定技能海外人材の大規模な受け入れを開始した。2033年までに正社員の3割程度をグローバル人材が占める企業となるべく、海外人材の受け入れを拡大していく方針だ。 

今回、ONODERA USER RUN社が運営する現地無償教育機関(OURミャンマーアカデミー、OURフィリピンアカデミー)から特定技能海外人材52人を採用した。

同社は、都市型の中長期宿泊施設「東急ステイ」、リゾート地の会員制ホテル「東急ハーヴェストクラブ」など様々な宿泊施設のほか、スキー場やゴルフ場など全国に104施設を幅広く展開しているが、特にリゾート地は新規採用を含めてサービス要員の確保が困難になっている。中でも、特に調理人材の人手不足傾向が課題となっているという。

採用した52人のうち、7月30日に入国した30人は、今後、東急ハーヴェストクラブ斑尾で約2ヶ月間の現場研修後に、各施設で勤務を開始する予定。また、残りの22人は 2025年5月に入国、就労開始予定となっている。

東急リゾーツ&ステイは今後、OURの教育スキームに同社のオリジナルの教育カリキュラムを組み込むことで、より同社にマッチした人材を育成する教育スキームの構築・運用を目指していく。

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