東京タワー、「トップデッキツアー」をリニューアル、コンセプトを一新、訪日需要の高まりで

東京タワー(TOKYO TOWER)は、2024年10月5日から、高さ250メートルの展望台・トップデッキを体験できる展望ツアー「トップデッキツアー」をリニューアルする。2018年の開始以来、初めて刷新となる。

2018年にスタートした「トップデッキツアー」は、2024年7月末までに来塔者の約23%にあたる累計225 万人が参加した人気の商品。訪日需要の高まりを受けて、ツアーのコンセプトを一新し、より満足度の高い商品として提供する。

具体的には、ツアーでめぐる5つの館内施設を大幅にリニューアル。たとえば、都心のパノラマを360度見わたすことのできる「トップデッキ」では、新たに純和風の「紅葉館」をイメージした「光畳」を床に設置し、ツアー参加者を輝きのおもてなしで迎える。「紅葉館」とは1881年、現在の東京タワーが立つ場所に明治政府によって開設された純和風の社交場。

また、人数限定の体験型展望ツアー「TOKYO DIAMOND TOUR」も登場。1回のツアー参加者は最大10名、1日70名とし、通常の「トップデッキツアー」に加え、ソフトドリンクや菓子が楽しめる「MAPLE LOUNGE(メイプル・ラウンジ)」、参加者専用の優先レーン、パフォーマーと専任アテンダントの同行など特別感を盛り込む。

リニューアルに伴い、通常のトップデッキツアーは9月9日~10月4日まで営業を休止。高さ150メートルの展望台・メインデッキは通常営業する。

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