山形県・銀山温泉、冬期の交通制限と入域制限を実施、日帰り客が対象、日中は規制なし

山形県の銀山温泉は2024年12月20日~2025年3月31日までの冬期間中、交通制限と入域制限を実施する。銀山温泉は冬景色の絶景で知られる一方で、冬季期間の無理な観光計画により現地スタッフが早朝から深夜まで救出作業をおこなう状況も起きており、旅行者の安全を第一に考えた観光地づくりを強化する。

規制対象は日帰り客で、昼間は規制せず、夕方以降の入域を制限する。17~20時は駐車場からバスに乗り換え温泉街へ向かうパークアンドライドで1時間当たりの入域者数を100名に制限。入域はチケット制で、オンラインでの販売を予定している。

20時~翌日10時は許可者以外、通行禁止とする。また、規制箇所から温泉街までの徒歩での移動は人命にかかわるため禁止するとした。飲食店や旅館の宿泊予約者、住民、通勤者、業者などは対象外。

また、十分一関所跡から銀山温泉方面への県道188号線を交通規制。時間は16時~翌10時で、日帰り客は通行できないため十分な計画を立ててほしいとしている。宿泊客は宿の駐車場まで入ることができる。

なお、詳細については10月初旬に発表する。

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